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あっ、みつかっちゃった。これからもよろしくm(__)m

MR.BIG LIVE IN OSAKA 2011
前置きです。。


2011年4月7日、MR.BIGの大阪公演に行ってきました。

先月3月11日に発生した東日本大震災により、来日キャンセルするバンドが続く中、彼らはやって来てくれました。
来日公演100回記念Tシャツも、会場限定チャリティCD"WORLD IS ON THE WAY"も購入できなかったけれど、彼らの演奏を生で聴けて、記念すべき来日公演100回目を迎える瞬間に立ち会うことが出来て幸せでした。

ライブではバンドの日本、そしてファンに対する想いが強く感じられて、MR.BIGってこんなに素晴らしいバンドだったんだと改めて思いました。

以下は、レポです。曲名が間違えていたり、タイトルのわからない曲があったりします。
けど、この熱い気持ちが冷めないうちに一気に書き上げました。

↑と、書いたのは4月8日でしたが、アップするのが一週間以上も遅れてしまいました。


2011/4/20

MR.BIG LIVE IN OSAKA 2011

@ 大阪城ホール  2011/4/7 THU


午後7:00前、会場の「間もなく開演します…」のアナウンス。
午後7:00開演。オープニングはやはりこの曲"UNDERTOW"。 Newアルバム1曲目の曲。今回のセットは結構豪華で、ステージ上のドラムライザーは、一段と高いところに位置し、その両脇には階段があり、バックには大型スクリーンが。

メンバーは皆それぞれ年を重ねていて、中でもスクリーンに大写しになったエリックはかなり老けた感じ。ポールは赤のギター、ビリーは水色のベースを手にしている。 エリック、見た目はおじさんになったけど、歌はパワフルで以前よりもっと伸び伸びと歌っている。ポールのギターソロは非の打ち所ないくらい素晴らしい。

アルバムと同じ曲順で、2曲目は"AMERICAN BEAUTY"。Newアルバムの曲もみんな結構知っているのか、観客の反応も悪くはない。

曲が終わってエリックが観客にご挨拶。「オオサカー、Welcome to 100 Show!!!」
ここで、"DADDY,BROTHER,LOVER,LITTLE BOY"。やっぱこの曲のドライブ感はすごい。
ステージ上のスクリーンではアメコミ風のキャラが写っている。お馴染みのドリルも登場し、ポールとビリーの息の合ったドリルピッキングにゾクゾクさせられた。これぞ、MR.BIGって感じだ。

曲の後、エリックは客席に向かって3回お辞儀をした。
ポールの奏でるファンタジックなイントロから"GREEN,TINTED,SIXTIES MIND"。
今度はスクリーン上に古い映画のシーンのような映像が映し出される。
この曲は私も結構好きで昔よく聴いたなぁ〜と懐かしくなった。

5曲目は、"TAKE COVER"。前回のツアーでも披露された曲。
実は曲名を最初忘れていたが、あっ!聴いたことある!と思い出せたのでよかった〜。

"I WAN'T GET IN MY WAY"。この曲はNewアルバムの中でも私の好きな曲で、アルバム聴いていてよかったー、って思えた。
曲の終わりには、エリックが「Such A Pleasure in オオサカ!」と叫んだ。

"STRANGER IN MY LIFE"。Newアルバムではあまり目立たない曲だと考えていたのに、ライブではドラマティックで本当に感情が込められていて、エリックの想いがマイクを通して伝わってきて、その熱唱に心をうたれた。
バックに映る映像が波とかだったりしたので、今回の震災のことが頭をよぎり、余計に胸が締め付けられて、ジーンとなった。

しんみりしていたら、次はがらりと変わって"ONCE UPON A TIME"。
そうだ、泣いている場合じゃない!、さすがロックバンドだ。ふと見るとポールが始めの赤いギターから違うギターに持ち替えている。
この曲もアルバムそのままの弾むような曲調でポールとビリーのギターもますます冴え渡っている。

ポールのイントロ、思いっきり低音のビリーの唄で始まった"LITTLE TOO LOOSE"。
アルバム「LEAN INTO IT」からのナンバーで、あ〜っ、この曲懐かし〜と嬉しくなった。

曲のラストでは、エリックがジーン・シモンズみたいに舌を思いっきり出して、首を右にかしげてみせた。

ここまで、私のヨミはピタリと当たり、ほとんどNewアルバム「WHAT IF …」と2nd「LEAN INTO IT」からの楽曲でセットリストは構成されていた。次の曲ではポールは再び赤いギターに持ち替えている。

"STILL AIN'T ENOUGH FOR ME"。Newアルバムの前半のハイライトとも言えるナンバーで、アルバム同様、いやそれ以上にスーパーギタリスト、ポールとビリーの超速ギター&ベースバトルが存分に堪能できた。ほんとに凄まじいインタープレイだった。まさに神技。バックで支えるパットのドラムスも的確なプレイだ。

激しい曲の興奮を鎮めるように、"JUST TAKE MY HEART"が始まった。この曲も「LEAN…」からのナンバーで、やっぱり懐かしいなぁ(こればっか)と思う。
曲中のギターソロはアルバムVerよりもパワフルだ。
エリックは歌い終えると、両手を胸の前で合わせていた。

花道に出てきたエリックは次の曲を歌うが、実は曲名がわからなかった、くやしい…。
続くのは、ポールのギターソロ。花道に出てきて、様々な奏法(歯で弾いたりも!)で多様な曲調のソロを披露。速弾きあり、ブルージーあり、メロウあり、と何でも自在に弾きこなす。

ポールのソロが終わり、"I GET THE FEELING"へ。
この曲はちょっとBJ風(失礼!)の曲で、明るいめの曲で青空が広がっているイメージがある。ライブでもそのままの感じだった。
スクリーンに、[100回記念]の掲示が表示される!私の前方の観客が「1」「0」「0」の札を3人で掲げてポールに指差されていた。

花道に出てきた4人。ビリーの挨拶のあと、スペシャルな1曲を披露する。何かのカバー(?)曲のようだがよくわからなかった。でも、並んだ4人はそれぞれアコースティックギターを手にとても満足そうに演奏している。

エリックが、今回の震災に触れ、Newソング"WORLD IS ON THE WAY"が歌いだされた。
遠く離れたステージ上のスクリーンには日本語の字幕が流れている。MR.BIGがこの災害を受けて表現した特別な曲。日本に対する深い思いやりと、挫けてはいけないというメッセージが歌詞には込められていた。CDは買えなかったけれど、曲が聴けてよかったと思う。
この後、コミカルな曲調の"VOODOO KISS"。パットはギターのボディを叩いて上手くリズムを取っていた。これもライブで聴いたのは何年ぶりだろう。とても懐かしかった。
もう1曲が披露され、メンバー3人がステージに戻った。ビリーが最後に1人花道に残ってからステージに戻っていった。

19曲目、"AROUND THE WORLD"。曲が終わって、エリックは水を飲んで「飲んじゃった〜」と観客を笑わせる。

"ALL THE WAY UP"はもっと盛り上がるかと思ったのに、他の曲が強力すぎたのか、エリックが疲れてきてるのかなんか普通な感じがした。

"AS FAR AS I CAN SEE"。Newアルバムの6、7番目の曲。まさかこの曲もするとは!振り返ってみればこのセットリスト、Newアルバムの曲が大半を占めているのに驚かされる。

ビリーの怒涛のベースソロが始まった。花道に出てきて、ソロを弾きまくるビリー。ベースソロ自体めったにあるものではないが、それをこんなにも見事にこなすビリーにただただ驚嘆する。
とにかく、その迫力に圧倒され、唖然とする。口をポカンと開けたまま観ていた人もいるかもしれない。(私もそれに近いものがあった)

花道からステージに戻ってきた後、ビリーはストラップを肩から外して低位置に構えて弾いてみせた。ビリーがストラップを外すのも初めて見た気がした。

ビリーの凄まじいソロからポールとの息の合ったスリリングなプレイに、とくれば続くのは"ADDICTED TO THAT RUSH"!この曲もMR.BIGの代表曲といえる曲で、彼らが見せる最も荒々しい部分と超絶プレイがギュっとつまっている一曲だ。コーラスパートの「WOO-WO!!」は皆で大合唱。メンバー4人が中央に並んで挨拶すると舞台は暗転し、本編はラストとなる。

観客の鳴り止まぬ拍手の中、しばらくすると再びメンバー登場。
エリックのメンバー紹介、最初にポール、次はパット、ビリーの順。演奏されたのは"TO BE WITH YOU"。本編ではなかったなぁーと思ってたらやはりアンコールで披露された。歌い終わってエリックは両手人差し指を立てて頭の上に角?のように出し、ステージ上をウロウロ。「??」ビリーが吠え声を出す。「!」わかった、犬だ!!そして、パットの畳み掛けるようなドラムスで勢いよく"COLORADO BULLDOG"に雪崩れ込む。
楽しい曲で、コーラスパートの「COLORADO BULLDOG」は皆で声を合わせた。ラストはエリックがマイクスタンドをビリーの方に向け、吠え声を出させ、自身も最後の一声を吠えてみせた。

2度目のアンコール。ポールは白い上等そうなシャツから赤いTシャツに着替えている。ドラムライザー左手の階段を駆け上がると、Tシャツの背中には「大丈夫−(途中読めず)−−きっと上手くいく」と3行の日本語で書かれているのが見えた。

"30 DAYS IN THE HOLE"は1st「MR.BIG」の曲で、この曲も生で聴くのは久しぶりだった気がした。ちゃんと曲名がわかった自分がちょっと嬉しかった。

ここまで触れてこなかったが、パットがニコニコと笑顔でドラムを叩いている姿が今回とても印象的だった。この人って昔はこんなに楽しそうだったかな。それとも私がしっかり見れてなかっただけだったのかな。

ラストの曲、実はわからなかった。最後の曲がわからないなんて全く自分がイヤになってしまう。でも素晴らしい演奏だった。
全ての演奏が終わり、手ぶらで花道に出てきたメンバー4人。エリックが「Thank You オオサカ!」といい、4人揃ってお辞儀をし、ステージ上に戻ると何故か全員ステージからばたばたと駆け足で去っていってしまった。


♪SET LIST♪

01. Undertow
02. American Beauty
03. Daddy, Brother, Lover, Little Boy
04. Green-Tinted Sixties Mind
05. Take Cover
06. I Won't Get in My Way
07. Stranger in My Life
08. Once Upon a Time
09. A Little Too Loose
10. Road to Ruin
11. Still Ain't Enough for Me
12. Just Take My Heart
13. Merciless
14. Paul's guiter solo〜I Get the Feeling
15. Where Do I Fit In?
16. The World On the Way
17. Voodoo Kiss
18. Carry On
19. Around the World
20. All the Way Up
21. As Far as I Can See
22. Billy's bass solo〜Addicted to That Rush

〜 encore 1 〜
23. To Be With You
24. Colorado Bulldog

〜 encore 2〜
25. 30 Days in the Hole
26. Baba O'riley


2011年04月08日作成




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